• 宮崎県椎葉村ヤマメ釣り 家内が釣った大物の巻

    9月の23日24日の連休は、宮崎県椎葉村にヤマメ釣りに出かけました。いつものように民宿紅葉屋に宿をとり、次の朝は尾前川に杉林から降りて家内と二人で釣り始めました。数日前の大雨のせいで水量が多くて流れも速い状況でした。少し濁りが入った笹濁りの状態で、釣りには絶好の状況でした。釣り始めてしばらくすると、10センチから15センチの山女魚が食いついて来ました。それから3時間くらい釣ってから、民宿で作って貰ったおにぎり弁当を一人で食べていると、目の前で釣っていた家内の竿にググッと大きなあたりが来ました。4,5メートルくらい深い所でその魚は餌のイクラに食いついたようでした。エメラルドグリーンの深みから見えてきたのは大きな山女魚の姿でした。こんな大きな山女魚を釣り上げたのは、家内にとっては初めての事でした。余程嬉しかったらしく何枚もカメラとスマホで写真を撮っていました。それから弁当を食べてから帰る時に、突然目の前に野生の小鹿が現れました。小鹿は驚いて、急な山の斜面を勢い良く駆け上がっていきました。その速いこと速いこと、野性の鹿は凄いですね。4,5年前も、ヤマメ釣りをしていて、大きな鹿に出くわしましたが、その鹿はざぶんざぶんと川の中に入って、下流の方に力強く泳いでいきました。驚きでした。鹿が泳ぐのを見たのは初めての経験でした。

    民宿に戻って、家内の釣ったヤマメの大きさを計ってみると、尺ヤマメ30センチにわずか2センチ足りない、28センチでした。しかし、8メートル近い長竿を使って、これだけの山女を釣り上げたんだから、誉めてあげるべきでしょう。いつものように、小さなヤマメはほとんどリリースして逃がして帰途につきました。
  • 宮崎県椎葉村尾前川でヤマメ釣り

    8月13日の盆休みは、涼を求めて久々に椎葉村に山女釣りに出かけました。いつも世話になっている民宿紅葉屋のおかみさんの体調がよくないので、近所の民宿さきがけに宿を取りました。冷たくて美しい渓流で、かじかの音を聞きながら、綺麗な山女の姿を見ると、日頃のストレスから開放されていきます。いつも家内と二人で行きますが、最近は家内の竿さばきも見違えるくらいにうまくなりました。今年は椎葉村でも、夏の日差しが強くて川面を包む朝もやが、例年より深く感じました。もやの中で釣り糸の目印を追っていると、突然一メートル近くも引き込まれ、次の瞬間釣り糸は川下の方にものすごい速さで走り出したかと思うと、水面から四五十センチはあろうと思われる大きな尺ヤマメがジャンプして逃げていきました。釣り糸のハリスは少し細めの糸だったので容易に食いちぎられてしまいました。この川のヤマメは九州では一番大きいのです。ここの民宿では、山女の料理の他に、鹿や猪の肉を食べることができます。

  • おつくりを作るのはオペに似ています

    四月二十九日の祝日は天気に恵まれて、知人としっしょにボートフィッシングに行きました。当初は小呂島の周辺でヒラマサを釣る予定でしたが、波が高めでうねりがあるために、博多湾の湾内でスズキ釣りをすることにしました。ルアーを使って、スズキを五匹とヒラメを一尾釣りました。血抜きを十分に行ってからクーラーで冷やして自宅に持ち帰りました。持ち帰ったスズキをさばくことになりましたが、今回は今までよりも美味しく食べたくて、料理するための包丁やまな板やうろこ取りや骨を抜く器具なども十分に洗剤で洗い除菌を行いました。骨や硬いヒレを切る時に使うゴムハンマーも洗剤を使って綺麗に洗い除菌を十分に行いました。清潔なタオルを何枚も使って、出刃包丁を何度も拭きながら魚を三枚に下ろし、内臓を綺麗に取り除いて、下ろした切り身を柳葉包丁を用いて皮を綺麗に引き取り、刺身にして皿に盛り付けました。残りのアラを出刃包丁とハンマーで食べやすい大きさに切り分けました。スズキのヒレや鰓は鋭くとがっているために、油断するとすぐに指先を傷つけてしまいます。そこで医院内で使っている治療用のゴム手袋を使いました。魚をさばいている時に感じたことは、これは自分がいつもやっている口腔内のオペに似ているということでした。再生医療やインプラントのオペの時も手術台や器具の滅菌をするために、二・三時間かけて念入りに行います。手術ではメスや歯肉を綺麗に剥ぐ器具や骨を削ったりする様々な器具を使いますが、サージカルマレットという外科用のハンマーも他の器具同様にオートクレーブ内で滅菌して使用します。今回の料理では、出刃包丁をたたくためのゴムハンマーも洗剤で十分に洗って雑菌が魚の切り身に付かないようにしました。

    そうして出来上がった刺身とカルパッチョとあら炊きとお吸い物は、なかなかのお味で美味しくいただくことが出来ました。海の恵みに感謝感謝です。

  • 松浦郡御厨の大石港でボート釣り Ⅲ

    釣れたホンカワハギは腹にたっぷりの肝が入っていて、食するには最高の一尾でした。山の方から聞こえてくるウグイスの声がとても快く、暮れていく茜色の空の下で次第に海面が静かになっていき、海風が爽やかに吹いてくると、私達が住んでいるこの日本のこの海はこんなにまで美しかったのかと思われました。釣り終わって、ボートを小さな港に漕いで行き、潮の引いた岸辺でボートをしまいました。荷物を車に載せ終わる頃、小石がたくさんある海岸の方で懐かしい光景を目にしました。それは、四、五人の少年達が海に向かって小石を思いっきり投げ合っている光景でした。私が少年だった頃、そんな光景は近くの川原に行けば、いつでも見られる風景でした。しかし、この二、三十年の間、少年達がこのように大きな自然に抱かれて遊んでいるのを見たことがなかったと思います。この光景は私にはとても新鮮に思えました。

    家に帰り着いて、まな板の上に乗せたホンカワハギは肝が乗って、とても美味しそうに見えました。

  • 松浦郡御厨の大石港でボート釣り Ⅱ

    最初のポイントはベラばかり釣れるし、根がかりが多いので、海底を覗いてみると、岩礁が沢山ありました。そこで、キスのいそうな砂地を目指して、沖の方に出て行きました。そして、岸から百メートルくらい離れた所に砂地が見えてきたので、そこで釣ることにしました。ボート用の碇を下ろして、潮流に流されないように固定します。仕掛けに餌をつけて沖の方に投げ込みます。それを少しずつ引いて魚を誘います。そうやって釣っていると、一緒に来ていた家内が目配せして「あれ、あれ」と言うので、そっと指差す方に眼をやりました。ボートのすぐ下一メートル位の手の届きそうな海中に、旨そうなジャストサイズのコウイカがいるではないか。「こいつは刺身にしても、天麩羅にしても、絶品だろうなぁ」と思って見つめていると、眼と眼が合ったのか、ロケットみたいにシューッと逃げていきました。イカ用のエギを持ってきていたら釣れるかも知れない、と考えていると、当たりが来たので上げてみた。ハゼだった。ハゼがいるなら、キスも釣れるかなと思っていると、大きな当たりが来た。リールを巻いていくと、ぐいぐいと下に引き込もうととする。ベラとは、まったく違っている。しぶとい引きを見せて上がってきたのは、キスではなく、キスより上等の良形のホンカワハギでした。

  • 松浦郡御厨の大石港でボート釣り Ⅰ

    五月十六日日曜日、高速道路を通って、伊万里に行き平戸方面に向かって走り、長崎県の松浦郡の御厨にある大石港でボート釣りをしてきました。ボート釣りは数年ぶりです。早く行きたかったのですが、なかなかその機会がありませんでした。御厨の星鹿港近辺は魚影が豊かで魚の種類も多いです。海が綺麗でとても素晴らしい所です。今回はキスをねらってボートを出しました。しかし、最初のポイントではベラばかりでキスが来ません。ベラは食べても肉質が柔すぎて、あまり美味しい魚ではないので、リリースして逃がします。

  • 長崎県松浦郡星賀港にてエギングⅡ

    対岸の波止にも若者たちが四、五人エギングに興じていましたが、彼らは風に向かってエギを投げているので飛んでも30メートルくらいしか飛びません。それに比べると、こっちは風に乗せて飛ばせるので、その二倍の60メートルも飛ばすことができます。水のきれいな海の上をエギがすうーっと遠くまで飛んでいくのは、見ていて快いものです。そうやって二時間近く釣っていると、地元のおじいさんがやってきて、「去年はイカがよう上がっとったが、今年はあんまり上がらんもんね」「魚の方も数がへっとる、あんまり釣れよらん」と、そばで小汚い歯を出して言うものだから、少しがっかりしました。それでも、気を取り直してまた釣り出しました。四時半を過ぎると、今度は別のおじいさんが竿を数本と道具を持ってやってきました。「ここで、夜釣りをせらっしゃるですか?」と尋ねるので、「いいえ、夕方には帰ります」と答えると、にんまりしてからがさごそ竿を出して、防波堤の高い壁の向こう側に仕掛けを投げて何か釣り出した。まき餌かごが付いているので、アジでも釣っているのだろう。しばらくすると、海水の入ったバケツの中に小さな魚が動いている。小ぶりのアジであった。「もっとこんまい方がいいけどなぁ」と、じいさんはつぶやいている。これでイカを狙うらしい。しかし、今の季節の夜釣りは寒さがこたえるであろう。釣り人も様々である。それがまた楽しい。

    波止の釣りは楽しい事も多いけれど、危険な面も多い。波止で釣りをする時は、必ずライフジャケットを着ておきましょう。海に落ちてしまった場合のことを考えて、どこに階段があるのか必ず確認しておきましょう。誰かが海に落ちてしまった時は長い柄の付いたタモ網などを使って、落ちた人を階段の方に導いてあげてください。家族連れの方で小さな子供をそばで遊ばせている人が時々見られますが、大変危険ですから、お子さんにも必ずライフジャケットを着せてあげておきましょう。釣り人のマナーです。

    日が暮れて、松浦の海岸沿いの道を車で走っていると、東の方の山影から、大きな月が出てきました。満月で、今まで見た月の中では一番大きかったと思います。「あんな大きなお月様は初めて見たわ」家内が言いました。こういう空気の綺麗な場所では、月も大きく美しく見えるようです。イカは釣れませんでしたが、いいものを見ることができました。

  • 長崎県松浦郡星賀港にてエギングⅠ

    2月28日の日曜日は朝からとてもよい天候に恵まれました。高速道路に乗って伊万里を抜けて、長崎県松浦市の星賀漁港にササイカ、ヤリイカねらいでエギングに家内といっしょに行ってきました。港には地図のような北西の心地よい風が吹いていました。そこで家内と私は波止の赤いマークの場所から釣ることにしました。ここからだと、イカ用の餌木を港の外に向かって風に乗せて遠くに飛ばすことができます。思ったとおり、エギは風に乗って見事な放物線を描きながら60メートル程離れた海面に着水しました。それをある程度海中に沈ませてから、ゆっくり引いたり速く引いたりしながら、イカを誘います。エギングしながら海中を見てみると、この波止の周りにはたくさんのメバルやカワハギやコノシロやアジの稚魚が群れていました。それを上から観察するのも結構楽しいものです。

  • 長崎県福島でエギング2

    家内はエギングは初めてでしたが、スピニングリールにも慣れてキャスティングも大分うまくなったので、次回が楽しみです。この付近にはアオリイカはいないらしくて、最後まで一匹も釣れませんでしたが、それでも楽しいのはこのポイントの景色が素晴らしいからでしょうか。この初崎灯台周辺は海がきれいで、周辺には釣りのポイントもたくさんあります。

  • 長崎県福島でエギング一

    11月1日の日曜日、私と家内は高速道路に乗って武雄北方インターチェンジで下り伊万里を抜けて、長崎県の福島に渡り突端の初崎公園にアオリイカを釣りに行きました。到着した時は風雨が強くてとても釣りのできる状態ではありませんでしたが、初崎の灯台にはすでに男性二人が竿を出して黙々と雨の中クロ釣りをしていました。私たちが車の中でなかばあきらめて、二時間程待っていると、嘘のように次第に雨が上がり風もおさまったのでようやく竿を出すことができました。アオリイカのエギングは(魚の形をした餌木をルアーのように投げて海中に沈め、それを引きながらイカを誘って釣りあげます)この場所では初めてでした。

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