• これも歯科医師の仕事の一つです

    一本の長い矯正用のワイヤーを様々な矯正用プライヤーを用いて、bending(曲げること)して矯正用の保定装置を作るのも、歯科医師の重要な仕事です。一本の直線のワイヤーを模型の歯型にfitするように巧みに曲げていくと、模型にぴったりの三次元的な造形が出来上がります。最初からうまく作るのは無理ですが、熟練して数を重ねると、驚くほど綺麗に出来るようになります。矯正して綺麗になった歯並びを保つために、この保定装置を夜間に装着することにより、元に戻る事から防ぐことが出来るのです。この装置はHawley type retainerと呼ばれるもので、現在でも広く使用されています。

  • 矯正の舌側孤線装置の製作法

    矯正でしばしば使われる舌側孤線装置の製作法を説明しましょう。矯正用の金属性のバンドを患者さんの歯牙に装着してそのまま印象して、はずした印象面に合わせたバンドをぴったりと適合させて、その型の中に石膏を流し込むと作業用の模型が出来上がります。作業用の模型上でバンドの口蓋側にSTロックという小さな金属板をワックスなどで固定して、ガスバーナーを使用してロー着します。次にSTロックの太めの矯正線を模型上でベンディング(プライヤーなどで曲げること)を行い、左右の矯正線を中央でロー着します。次に、この太いワイヤーに細めの歯を移動させるためのワイヤーをロー着します。装置を模型からはずして綺麗に研磨すると、出来上がりです。作業用の模型は、ガスバーナーの炎を浴びて、所々黒くなっています。このロー着の技術が装置の出来不出来に影響します。最後の画像は口腔内に装着した状態です。

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