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インプラント治療の大敵は、何?
下の一枚目の画像をご覧になってください。インプラントの周囲の歯肉がひどい炎症を起こしています。インプラントの歯肉が腫れて盛り上がり出血しています。これは患者さんがインプラントの手術をした後、術者の言った注意事項を守らずにあることを行ったのが原因です。それは一体何でしょうか。この患者さんは青果市場で働いていたため、午前一時、二時に起きなければならず、慢性的な睡眠不足になっていたのも一つの原因です。あることとは、喫煙です。タバコの煙に含まれたニコチンは有毒であるため、インプラントに付着するとその周囲の歯肉は循環機能障害や栄養障害のため炎症を起こしてしまいます。こうなると歯肉の下の骨の部分まで炎症が波及してしまうので、インプラントが骨にしっかりと固着することにも影響してしまいます。インプラントの大敵はタバコなのです。この患者さんは、その後喫煙をなるべく控えてもらいレーザー治療と抗生剤の投与で正常な歯肉の状態に回復しました。今では歯が入ってしっかりと咬めるようになっています。二枚目の画像をご覧になってください。インプラントの手術をした後の正常な歯肉の状態です。綺麗なピンク色をしているのがお分かりになると思います。インプラントの手術をしたら、四、五日は柔らかい食事をとり喫煙はしないようにしましょう。手術をした部分は傷が治るまで歯磨きは避けてください。うがい薬で一日に三、四回うがいをしましょう。三週間から四週間したら、歯肉が落ち着きますから、それからはインプラント専用の柔らかい歯ブラシを使用するとよいでしょう。手術をして三ヶ月程でインプラントが骨にしっかりと結合しますから(これをオッセオインテグレーションと言います)、それから歯が入ることになります。
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